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みなさんこんにちは。久留米センターです。

いつもお読みいただきありがとうございます。

今日は、めでたく希望の企業に就職された方（Aさんとしますね）の通所開始から就職に至るまでをお話しさせていただきます。

Aさんとの出会いは病院でした。

見学、無料体験を経て通所されるに至りました。

Aさんは、いろいろな業種職種での就労経験があり、それぞれの職場で様々な経験をされていたのですが、過去の職場でのネガティブな出来事を思い出しては考え込んでしまうことが多く、自分に自信が持てないということが課題でした。

訓練をして、少し自信がついたらそれがまたしぼみ欠席してしまう。

それでまた自責の念にかられてしまう。

そういったことを繰り返した日々でした。

よって、最初の方は週2、3日の通所になることが多かったです。

この課題が克服されない限り、Aさんが目指す生き生きとした生活を送るということは難しいと考え、Aさんと個別面談を重ねて目標設定を行い、自己分析訓練やコミュニケーション訓練、個別の自己理解トレーニングに力を入れていきました。そうすると徐々に自信をつけて、次第に週5日の通所ができるようになっていきました。

利用者さんはおひとりおひとりいろいろな見方、考え方をお持ちで、誰一人同じということはありません。

個別面談では、利用者の方に合わせていろいろな話をしますが、Aさんの場合は、「自己肯定感が高める」ことを中心にして目標設定をして個別の訓練に取り組むことでうまくいくようになった気がします。

利用者さん一人ひとりに合った支援の必要性を改めて感じさせていただきました。

その後、Aさんは、ご自分で希望の勤務地、就業条件を決め、応募先企業もご自身で求人票を取ってこられました。

面接の時には、自信を持って自分自身をアピールすることができ、見事採用に至りました。

Aさんによると「事前の自分では考えられない」とのことでした。

そして、現在も自信を持ってお仕事を継続され、目指していた生き生きとした生活を送られています。

就職することだけではなく、その後職場定着して、より理想に近い生活を送っていただくことを目指していただけるよう、これからも支援していきたいと思います。