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博多センター

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スプライフ博多センターです。

イベントの多い季節ですね。

「人が集まった時、皆さんはどんな話をしますか？」

利用者さんにそう問いかけると「わたし、雑談が苦手なんです」というお声をよく聞きます。

「グループトーク」というコミュニケーション訓練があるのですが、この訓練の目的の1つに「話をする事、そのものに慣れよう」という目標があります。

先日、その訓練の中で

「前の人の話題を拾え！“○○と言えば トーク”」というものを行いました。

これは、前の人の話題を拾いながら会話を繋げていく事で、雑談に慣れていこう！というものです。

例えばＡさんが「今日は寒いね。年末が近づいてきて、テレビでは特番が増えてきたね」といえば、

次に話すＢさんは、「寒い」「年末」「テレビ」「特番」「増える」というワードのどれかを拾い、「“年末”と言えば…、私は毎年、太宰府天満宮にお参りに行っているよ」と話し、どんどん会話を繋いでいきます。

話のオチや、感想を言う等は求められません。ルールは【楽しく過ごす事】としてみました。

これを「雑談が苦手だ」と言っておられた、6人の利用者さんと行いました。

始めは職員の介入が必要かな？と思っていたのですが、介入しないまま、あっという間に45分が経過。45分も話せていた事に、誰よりもご本人達が一番驚いていましたよ！

前の方の話題を拾う事で、話に繋がりが出ている事も感じ取って貰え、少し「雑談が苦手」という気持ちが和らいだようでした♪

ちょっとしたコツや慣れで、苦手な事が減っていくように、これからも日々訓練に取り組んでいきます。