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暦の上では春なのに、まだまだ水炊きやおでんが美味しくて、もうこれ以上お腹周りが大きくなりませんように!と願っている職員多数の黒崎センターです。

 

今日は先日のブログでお伝えしたトライアル雇用中のTさんの続きです。

 

求人に応募する際、必要になる【応募書類】ですが完成までの道のりは、まさにいばらの道でした!

なぜなら…。

学校卒業後、ずっと製造業で働いてきたTさん。

事務職は全く経験がなく触れたこともない職種なので自分に何ができるか。

何を書いて良いのかさっぱりわからない。

応募書類作成の手引きを見ながら頑張って作成しても、職員の添削によって何度もリテイク!
 

現代は、応募書類の作成方法についてハローワークで配布されている応募書類作成の手引きやインターネットで検索すると応募書類の作成方法法が沢山出てくるので、それを参考にある程度は体裁良く作成することが可能です。

でも、企業の採用担当者は

『この人はどんなことができるのか?』
『どんな「“人”と“なり”」なのか?』
『募集している業務内容に見合ったことができるのか?』

を厳しい目でチェックされています。

 

Tさんも、ご自身である程度は体裁良く応募書類を仕上げられていましたが、職種が180度変わることで、何をアピールして良いのかわからず、Tさんが作成した書類を見ると『何となく良い人かも?』『良い人かもしれないけど…この人じゃなくても良いかも…?』といった印象が拭えない内容でした。

 

既に応募書類をある程度は完成させられていたTさんでしたが、再度Tさんが今までのお仕事で身につけたスキルや成果、学んだこと、どんな姿勢で仕事に取り組んでいたか整理し直しました。

 

すると

職業柄、安全管理を意識・徹底していたこと
後輩や部下に対する指導を行い、上司や同僚、部下だけに留まらず他企業とのやり取りでも関係性を構築できていたこと
社内で決められたルールを守り、そこから「もっと良くならないか」と改善策を常に考え会社に提案していたこと
等々がわかりました。

 

そこから更に、製造業の経験をどう未経験の事務職に活かすか、職員もTさんと日々、考え悩みました。

「今までの仕事ができなくなったので職種転換します!」「何事も1から覚えて、初心で頑張ります!」だけでは採用してもらえません。

誰しも、過去・現在があって未来に繋がっていきます。

過去にどんなことを学び、今は未来に向けて何に取り組み、未来ではどんなことができるようになるのか。

これを丁寧に繋ぎ合わせていかないと、応募書類でも面接でも自分を十分にPRすることができません。

Tさんも、過去に得たスキルや現在頑張っていることを整理し、丁寧に繋げていくことで職種を転換してもアピールできることを書き無事、応募書類を完成させることができました。

 

応募書類作成や面接練習は、インターネットで見るより自分の過去や現在と向き合わなければいけないので、想像を超えてはるかに大変です。

でも、職員の「客観的な視点」も織り交ぜて、丁寧に見直し、整理していくことで、誰でもアピールできることがあります。

スプライフでは応募先に合わせた「オンリーワン」となる応募書類を一緒に考え、形にして行きます。

 

言われた通り・調べた通りに応募書類を作成して面接に臨んでもなかなか採用に至らない。

そんな方がいらっしゃれば、是非見学に来てみませんか。