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小倉センター

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こんにちは!スプライフ小倉センターです。

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

さて、今回私が紹介させていただくのは、希望されていた事務職に就職した担当利用者Fさんについてです。
以前もブログ内で紹介したFさんですが、生まれつき発語が困難で、コミュニケーションを図るツールとしてスマートフォンのメモ機能を活用しています。
「じゃあ面接はどうしたんだろうか?」と思われた方もいらっしゃると思います。

以前は、面接の返答はスマートフォンのメモ機能に入力し答えられていたのですが、面接練習を重ねていくうちに、入力に時間が掛かり面接官を待たせてしまうという課題が見つかりました。
そこで、Fさんと一緒に、ほとんどの面接で聞かれるであろう「想定質問」をピックアップし、あらかじめ返答を考えて、それをワードに入力して作成しました。
そして、予想通りその質問が来たらすぐにその返答したものをお見せできるようにきれいにファイリングし、インデックスを貼り、スムーズに対応ができるよう工夫をしました。
もちろん、企業によって聞きたい内容は異なるので、想定外の質問があった時にはスマートフォンのメモ機能に入力し答えるようにしました。
面接練習では、返答ファイルとスマートフォンの見せ方などを中心に練習を行いました。

実際の面接では、質問に対してきちんとインデックスを使いスムーズに受け答えができており、面接後の振り返りでFさんから「手応えがありました!」と報告がありました。
その結果、Fさんの希望であった事務職に合格し、Fさんもとても喜んでいました。

今後は、Fさんが長く定着できるように定着支援を行い、Fさんの障害特性上職場でも工夫しないといけない場面があれば、どのようにすればよいかを一緒に考えていきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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