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こんにちは。久留米センターです。
今回は職場体験実習についてお話しさせていただきます。

職場体験実習では、仕事のイメージを掴んだり、日々の訓練では分からなかったスキル向上の必要性を感じたりと、様々な収穫や気づきがあります。
また、実習期間も様々です。
1日～3日、1週間～2週間、時には1ヶ月程の場合もあります。
利用者様や企業様と実習期間や時間帯、業務内容について事前に確認をしていきます。

私の担当利用者の方で、先月、介護施設で実習に取り組まれた方がいます。
以前も同じ介護施設で実習をさせていただいたのですが、実習後の振り返りで『報告ができていなかった』と担当者から言われると、泣かれてしまいました。

今回の実習では、その経験を踏まえ、業務とともに、忙しそうなスタッフさんに対して、タイミングを見計らって報告することを意識して取り組まれました。
実習後半となったある日、利用者の方からの毎日の報告電話で、『今日、スタッフさんから「報告ができているね」と言われた!』と伺いました。
その時の利用者の方の声が、いままで聞いたことない非常に嬉しそうな声でした。
以前、「人に褒められても、自分が納得していないと実感しない。」と言われていたことを思い出し、今回はとても頑張ったんだなと思い、こちらも嬉しくなりました。

今回の実習では、仕事のイメージを掴むことはもちろんですが、何よりも自信を得ることが出来たと思います。

職場体験実習での気づきは一人ひとり違います。
今まで生きてきた中で上手く解決できなかったことと繋がっていることもあります。
そういった角度で、実習終了後は職員と一緒に実習を振り返ります。
単に「実践的な職業訓練」としてではなく、日々の成長を一緒に確認していきながら、就職に向けた次のステップに繋げていきたいと考えています。

無事就職できた際にはまた報告させていただければと思います。