カテゴリ

黒崎センター

タグ

#訓練

#北九州市

こんにちは!黒崎センターです。

暑い日が続きますね～。

年号も平成から令和になり、早くも2ヶ月以上が過ぎました。

月日が経つのは本当に早いですね。

 

スプライフでは、社会において必要不可欠なコミュニケーションのスキル向上の為に様々な訓練を行っています。

その様々な訓練の中で、本日お伝えするのがグループトークです。

イメージとしては職場内での雑談のようなものですが、今回はコミュニケーション訓練が苦痛でたまらない、当センター利用中のCさん(知的障害)についてお話をさせていただきます。

 

本人のコミュニケーションに対する悩みは
◆幼い頃より話す事が得意でなく、特に男性に対する苦手意識が強い。
◆人見知りで新しい環境に慣れるまで時間がかかってしまう。
との事でした。

今回Cさんが初めてグループトークに参加することになりました。

『テーマは何ですか?』
『どんな事を話せばいいのだろう?』
『苦手な男性とは話せないかもしれない』
などCさんは数日前から不安な言葉を何度も口にされていました。

そのため『少しずつ慣れるまでは不安のないように、職員が近くにいて困った時は会話の間に入りフォローさせていただきます』とお伝えしました。

グループトークのテーマによっては、話す人・話さない人が出てしまいます。

その為Cさんが初参加された日のテーマは、他にも体験利用されている方も多かった為、自己紹介のような・・・全員が答えやすいものにしました。

さて、グループトーク開始直後は全く話せなかったCさんでしたが、職員や同じグループのメンバーが話をしやすいように質問した所、少しですが答える事ができました。

最初の頃は表情が固くて顔が引きつっていましたが、終盤になってくると時々笑顔も見られるようになりました。

このように苦手な訓練にも抵抗なく参加をしていただく為に、職員も本人様の不安が少しでも減るように話をお聞きします。

そして必要なスキル向上の為に本人と一緒に考えて、一緒に頑張っていきます。

 

就職するとどの会社も昼休みがあり仕事内容に関わらずどこでも職場の人と話す機会があると思います。

Cさんと同様に雑談が苦手という方はスプライフでも多く通所されています。

就労する上で必要なスキルの一つとして一緒に『苦手』に向き合ってみませんか?

同じ経験があり、このブログを読んで興味を持たれましたら、お気軽にご連絡ください。

職員一同お待ちしております。