スプライフBlog
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ブログをご覧のみなさん、こんにちは黒崎センターです。
今日から8月。
いよいよ夏本番という感じですね。
夏バテに気をつけてお過ごしください。
今回は、今年5月に就職された方についてお話しします。
Tさんは、身体に障害がある40代の男性です。
大学卒業後、親戚のされている事業のお手伝いをしながら、色々な企業の面接や合同面談会に参加するなどして、就職活動をしていましたが、なかなか決まらずにいました。
スプライフに通所を始められた時は、就職に対する焦りからか、面談の度によく「僕、就職できますか?」と質問されました。
当然のことと思います。
これまで10年以上就職活動してきて、なかなか決まらなかったのですから。
本人からこのような話があった際はいつも
「焦らずに就職準備して、希望の求人が出るまで備える事。」
と日々話をしていました。
この方は、右半身に麻痺があり、普段は杖歩行を行っていた為、就労するにあたって転倒のリスク等がありました。
ご本人、ご家族とも、身体能力の維持向上を強く望んでおられた事もあり、車椅子の使用を極力避けていました。
その為、仕事中だけ車椅子の使用する事を提案し、ご本人、ご家族に了承を得ました。
そこからは、連携させていただている医療の方と打ち合わせを行い、リハビリの際、車椅子の訓練をしていただけるようリハビリ担当の方にお願いしました。
その後、実習が決まった時点で、車いすの購入の為調整を行いました。
実習よりもこの時期が一番ご本人・ご家族、スプライフ職員もバタバタしていたと思います。
しかし、スプライフは、ご本人の就労に関わることなら、直接、間接問わず支援させていただくことをモットーとしていますので「難しいかな」と思われることもお気軽にご相談ください。
その後、車いすの手配も無事進み、企業実習に参加され見事採用となりました。
現在就職して2ヶ月が経ち先日、電話でお話した際に「電話の対応も任されるようになりました。」と、とても嬉しそうに話されていました。
雇用先の企業の方からも先日訪問した際「移動する際の転倒のリスクや業務面両方問題はありませんよー」との事でした。
Tさんこれからもどんどんできる業務を増やして頑張って下さい!!
Tさんのように、おひとりで長く就職活動をしていてもなかなか決まらないという方も、就労するにあたって必要な訓練と環境整備を1つ1つ丁寧に行うことで就労できるケースも多々あります。
現在お困りの方や不安を抱えていらっしゃる方はぜひお気軽にご相談ください。
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