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こんにちは久留米センターです。

暑い、暑い夏が過ぎ、ようやく秋の気配を感じる時期になってきましたね。

皆さんは体調崩されてないですか?

 

今日は、私が担当した利用者さんのひとりで、就職してもう5年半になるYさんについて書きたいと思います。

 

夏が始まる7月中旬、卒業生のYさんから突然電話がありました。

「実は体調を崩していて2週間近く休んでいます」とのこと。

驚きました。

今までも体調不良は何度かありましたが、真面目で責任感の塊のような彼は早退や遅刻という手段を取りながらでも出勤をしていました。

そんな彼が2週間も休むなんて!

状況を伺うと、暑さや梅雨時期の気圧の変化からくる火照りがひどくめまいや吐き気が起こっているとのこと。

毎晩、「明日こそは出勤しよう」「明日こそは行かなければ」と思いながら寝ても朝になると天井がグルグル回っている状況と聞き、その時の彼の心情を考えると胸が痛くなりました。

同時にこの状況が長く続くことは彼の気持ちの負担になるばかりでなく、会社にもご迷惑をかけることになるため、至急、担当者の方と連絡を取り3人で面談する時間を設けていただきました。

 

私の方から、今のYさんの心身の状態やもどかしい気持ちをお伝えし、会社側からも考えをお伺いし、お互いに対応できそうな点をすりあわせていきました。

結果、短時間勤務から始め、体調に合わせて勤務時間を伸ばす方向で進めることにしました。

おかげで体調も少しずつ戻り、今では以前の6時間勤務に戻りました。

 

就職して5年半、比較的安定して勤務していたYさん。

今回の件で、長く安定して働くことの難しさを改めて感じました。

そして、安定した就労継続のためには自己努力はもちろんですが、ご本人と企業双方が解決策や妥協案を一緒に探ることもまた、一つの打開策になるんだと思いました。

今後も、私たちにそのお手伝いができれば、と思っています。

 

Yさんが、理解のある今の会社で1日も長く働くことができ、それが会社への貢献となればいいなと願うばかりです。