スプライフBlog
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こんにちは黒崎センターです。
今回は私が担当させていただいているNさんの取り組みについてご紹介させていただきます!
【もくじ】
1.自分のことを知るには?
皆さんは自分自身のことを知っていますか?
知っているような~、知らないような~感じですよね!
自分を知るということは、何か問題が起きた時に対処する力を身に付けるという事です!
過去学生時代に自己分析をしたことや、大人になりネットで自分自身に当てはまるエピソードを読んだりしたこともあると思いますが、最終的に1人では、「自分がどうしたいのか」という答えを見つけるのは難しいと思います。
2.Nさんのプロフィール
・Nさん(30代・男性・発達障害、適応障害)
・色々な情報を入れすぎて整理ができない。
・インプットはできるがアウトプットができない。
・約束や時間を守れない。
・話をまとめることが苦手、話が長くなってしまう。
【エピソード】
お母様が基礎疾患をお持ちで、コロナウイルスが不安のようです。
「よし通所するぞ」となっても、感染リスクがあるためなかなか通所できません。
お母様に感染させない為に、ネットやテレビでコロナウイルスの情報をたくさん調べます。
ですが、様々な情報があることや、日々最新の情報が出ている為、「情報の整理ができず、ニュースを見るたびに気分が落ち込み通所もできないし、混乱している」とのことでした。
3. 情報を頭に入れすぎて整理ができない
まずは現状を知るためにどういった情報収集をしているのか確認をしました。
◇常に携帯電話で気になることを調べる。
◇携帯電話を使っていないときはTVのニュースを見る・ラジオを聴く。
◇自分自身では意識していないうちに常に情報を入れている。
との事でした。
この話を聞いて職員から『Nさんは情報収集するのは得意だがアウトプットしないと整理ができなかったですよね』と話をさせて頂いた上で、不安の軽減の為の提案を行いました。
①情報収集をする回数を減らしてみる。
②調べる時間を決める。
③情報を得ることは悪いことではないため、時間の設定・回数を決める。
スプライフでは目標確認と面談の時間に情報収集した内容を一緒に紙にまとめ、その内容を話してアウトプットする時間・振り返りの時間を実施しました。
まだまだ始めたばかりなので携帯電話を見たりする時間はあるようですが、少しずつですが提案したことが続けられるようになっています。
4.情報を整理するには
スプライフ黒崎センターでは、週末に振り返りの時間を設けています。
主に訓練や、1週間の生活を通して悩んでいることをお聞きし、ご本人と一緒に改善策を検討しています。
振り返りの中で、職員から客観的に助言をさせていただき、自己理解を促すお手伝いをさせてもらっています。
今回は自分のことを知る・情報整理についてでしたが、その内容以外にも困っていることについて対応策を一緒に考えています。
5.まとめ
いかがでしたか?
対応策や改善策を取り入れたからといってすぐに課題がクリアできるわけではありませんが、少しずつ課題整理をしていくためには、まずできることを考えて実践することが大切です!
1人でも自分を知ることはできますが、解決できないときは誰かに協力してもらうことで解決できることもあるかもしれません!
その為のご協力をスプライフがさせて頂いています。
もしこのブログを読んでいただき、もっと詳しく話が聞きたいと思われた方がいらっしゃいましたら、気兼ねなくお問い合わせください。
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