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ライン作業をイメージした訓練ってどんなの?
2020.06.24
カテゴリ
小倉センター
タグ
#訓練
#北九州市

こんにちは、小倉センターです。

梅雨の季節ですね。湿度が高く苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

雨が降ると鬱陶しいと思うこともありますが、雨に濡れて咲いている青や紫、赤紫色の紫陽花を見て、心を癒してはいかがでしょうか?

 

さて、今回は小倉センターにて不定期で開催している軽作業の訓練をご紹介させていただきたいと思います。

 

【もくじ】

1. ライン作業を訓練に取り入れたワケ▼

2. 実際はどんなことするの?▼

3. 始める前の下準備▼

4. さぁ、やってみましょう!▼

5. やってみて、どうだった?▼

6. さいごに▼

 

 

1.ライン作業を訓練に取り入れたワケ

スプライフでは軽作業の訓練を毎日1コマ必ず取り入れています。

事務系なら伝票作成や三つ折りなど、作業系ならバーコード仕分けやピッキングなど、どの作業も一人でできる作業となっています。

でも、実際の職場では同僚や先輩と作業を分担しながら進めていく仕事もありますし、工場のように一つの商品を作るのに、各パートに分かれて流れ作業で仕事をする職場もあります。

それなら、訓練室を工場のようにしてみよう!ライン作業を取り入れ、皆で一つの作業を完成させてみよう!となったワケです。

 

 

2.実際はどんなことするの?

工場のように・・・と言っても、訓練室内に大きな機械を設置することはできないので、日頃から行なっている軽作業を組み合わせ、複数の工程を連続して行なえる「流れ作業」を考えました。

そうそう、過去には利用者さん達に作業内容を考えてもらい、当日の進行までお任せしたこともあるんですよ!

 

それでは、今回は「契約書類作成・宛名書き」を行った時の様子を紹介していきます。

ひと言で説明すれば「契約書を製本し押印し、封筒に宛名書きをして封をする」作業です。

作業内容をホワイトボードに書き、A~E班に分け、やってみたい作業を利用者さんに選んでもらいます(迷う場合には、作業の難易度を参考に選ぶこともできます)。

「自分が担当する作業工程が終われば、次の班へ渡す」この繰り返しです。

こう聞くと、単純そうに思えて、簡単そうに思えませんか?

 

 

3. 始める前の下準備

まず大事なことは、ただ何となく作業をこなすのではなく、〈作業の目的〉〈作業のポイント〉〈注意点〉を踏まえながら取り組むことです。

これらの点を意識しながら、各班に分かれて自分の作業を確認します。

同じ班に複数名いる場合、自分たちの工程をどう進めていくか話し合っておかないとスムーズに進めることができません。

ホワイトボートに書かれている内容を頭の中で想像し、手順を考える利用者さんもいれば、多分できるだろうと思って、確認しない利用者さんもいます。

各班に配置された職員は、その様子を見守ります。それぞれ確認が終わったところで、いざスタート!

さて、スムーズに進めることはできたのでしょうか?

 

 

4. さぁ、やってみましょう!

いざ始めてみると「流れ作業」のはずなのに、スムーズに流れていきません・・・。

「備品がきてない」、「次はだれに渡すんだっけ?」、「製本が難しくてうまくできない」等々、色々な声が聞こえてきます。

自分の作業が終わり次の班へ渡す時に「お願いします」と言って渡している方もいれば、無言で渡している方もいます。

一人で行っているいつもの軽作業とは違い、自分の作業が遅くなれば次の班に迷惑がかかる・・・と緊張している方もいます。

職員はその様子を見て、「渡す時はひと声かけたら?」とか「こうすれば効率良くなるよ!」とか思うのですが、まずは自分で体験して考えてほしいと思うので、アドバイスしたい気持ちをグッと抑えています。

そんなこんなで、何とか全工程が終わったところで、毎回必ず振り返りを行っています。

各自で作業を振り返り、良かった点や改善した方が良い点などを発表してもらうのです。

 

 

5. やってみて、どうだった?

「思ったより難しかった」、「もっと事前に確認しておけば良かった」、「今度はコミュニケーションをとりながらやってみる」といった意見もあれば、「○○さんと協力してできた」、「○○さんから製本のやり方を教えてもらってできた」等、様々な意見が出てきます。

そして、これらを踏まえもう一度チャレンジです。

もちろん、1回目の時よりスムーズに作業が進むことは言うまでもありません。

「振り返りって大事だなぁ」と、つくづく思う瞬間です。

 

 

6.さいごに

一人で進める作業も誰かと協力して進める作業も、どちらも必要な訓練だと考えています。

実際、ライン作業を体験した利用者さんの中には、「一人で進められる仕事がいい」と言う方もいれば、「一人で黙々と作業するより皆でひとつの物を作り上げる仕事の方がいい」と言う方もいます。

色々な作業をやってみたり、いつもとは違った形で取り組んだりすることで、自分にとって得意・不得意、向き不向きの傾向が少しずつわかってきます。

これって、就労に向けて職種や働き方を考える時にとても役に立つんですよ!

 

「実際に軽作業を試してみたい」とか、「他にもどのような訓練があるの?」等、ささいなことでも構いません。

スプライフでは軽作業以外にも、様々な訓練をご用意していますので、是非一度お問い合わせいただけると幸いです。

見学や無料体験も随時実施しています。

職員一同、お待ち申し上げております!

さあ、あなたのペースで
はじめましょう。

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