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こんにちは。

スプライフ博多センターです。

 

突然ですが、5月の緊急事態宣言中は、ハローワークの求人も数が減り、就職活動もなかなか思うように進まなかったなぁ、と職員みんなで振り返ったりしています。

今もコロナ対策で、面接がリモートになったり、見学に人数制限がかかったりと、完全に元通りとはなっていません。

しかし、このような中でも、就職に向かって前に進んでいる方はいらっしゃいます。

今日は、コロナ禍での企業見学訪問のお話しをしたいと思います。

 

目次

1.コロナ禍ならではの見学事情▼

2.今後の求人市場の状況▼

3.お家時間中の過ごし方がカギ!そして就職活動へ…!▼

4.これからの就職活動▼

 

1.コロナ禍ならではの見学事情

緊急事態宣言が解除された頃、ある製菓工場に見学のお願いをしました。

ご承諾いただきましたが「大人数での見学は避けて欲しい」と訪問者数に制限がある事を伝えられました。

また、当日は来る前に必ず熱を計り37.5度以上の熱が無いかを確認する、さらに、一緒に住んでいるご家族に発熱してる方がいる場合等は見学を延期する、との事でした。

 

工場見学の当日は、マスクを着用して訪問します。

工場の方に挨拶する時も、マスクは着用したままです。

失礼にならないよう「こういったご時世なので、マスク着用で失礼します」と一言添えました。

 

食品を扱う工場内に入るため、衛生管理上、長袖の白衣に着替え、靴も企業がご用意下さった消毒済みの靴に履き替えます。

これはコロナ禍の状況でなくてもされている事なのですが、通常であれば滅菌して使い回す白衣を、現在は一度使ったら全部処分しているとの事でした。

エアーダスター室と粘着ローラーで念入りに全身の埃を落とした後、やっと内部見学です。

見学中も「人と人の距離を詰めない」「質疑応答では相手と向かい合わせにならない等」細かな指示がありました。

 

滞在時間も最小限に、とはなりましたが、働く環境や作業もしっかり見せていただき、質問にも丁寧にお答えいただけました。

最後に「もし帰宅後に熱が出ていた等の不調があれば必ず教えて下さい」というお願いがありました。

感染予防のお願いは細かな指示がありますので、支援者と一緒に確認できるととても安心ですね。

 

2.今後の求人市場の状況

このように、感染予防をしっかり行い、見学を受け入れてくださる企業も増えてきています。

求人についてはハローワークの方も「今後徐々に増えてくる見通し」とおっしゃっていました。

実際に少しずつですが、確実に求人情報は増えてきています。

数日ごとに求人検索すると、毎回必ず新しい求人が出てくるようになりました。

 

3.お家時間中の過ごし方がカギ!そして就職活動へ…!

スプライフでは、コロナ禍でもお家時間を利用して在宅訓練を行ってきました。

コロナの影響が緩和したらすぐに就職活動できるよう、準備を進めてきた方も多くいらっしゃいます。

実際に、博多センターでは7月に就職が決まった方、実習に行かれた方、面接に行かれてる方がいらっしゃいます。

みなさん、コロナ禍の中でも訓練を通して一歩一歩進まれていた方々でした。

 

4.これからの就職活動

「ウィズコロナ時代」の就職活動は、以前と比べてどうしても時間がかかります。

問い合わせも、見学も、面接も、採用を検討する時も時間がかかっているようです。

 

就職活動の長期化は、一人だと不安でいっぱいになる事もあるでしょう。

スプライフを利用されている方も、コロナの影響を受け焦りや不安を抱えた方がいらっしゃいました。

しかし、支援者から求人市場の動きを教えてもらったり、採否に時間がかかっている企業に問い合わせてもらったりする事で、少し安心されていたようです。

 

これからもまだまだコロナの影響は続くと思われますが、状況にあった就職活動をしていく事が大切ではないでしょうか。一人だと不安な事も、支援者や就職を目指す仲間がいるととても心強いと思いますよ。

 

スプライフ博多センターでは、現在でも感染対策をしっかり行いながら、見学、体験を受け付けています。ぜひ、ご相談ください。