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こんにちは。スプライフ博多センターです。
だんだんと秋らしく過ごしやすい気候となってきました。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・と色々な秋を楽しみたいですね。
さて、今回はお仕事での報連相の必要性についてお話したいと思います。
「お仕事での報連相は大事!」とよく言われますが、なぜ大事なのでしょう?
その必要性について、事例をご紹介しながら確認していきたいと思います。
【目次】
1.報連相とは?
・「報」=報告
上司からの指示に対して、経過や結果を知らせることです。相手に自分の状況を正確に把握してもらうために行います。部下から上司へ、後輩から先輩へという流れが多いです。
・「連」=連絡
情報をそのまま相手に知らせることを言います。自身の意見や憶測は含めません。上司や部下に関係なく、誰もが発信者にも受信者にもなります。
・「相」=相談
判断に迷う時や問題が起こった時に、周囲の意見やアドバイスをもらうことです。報連相の中で最も業務に影響を与えると言えます。
2.なぜ報連相は必要なの?
お仕事の中で、報連相の必要性は何となく感じていても、なぜ?と聞かれると上手く答えられないという方も多いのではないでしょうか。
報連相をしっかり行うことのメリットを確認してみましょう!
お仕事の状況が共有できると一人で抱え込むことも減り、業務効率がアップします。
また周囲の信頼が得られ、人間関係が良くなり、仕事を任せられる充実感を味わえます。トラブルが発生した際は、問題を共有し、冷静に対処することができます。
報連相がきちんと行えている職場を想像してみてください。
どうですか?安心して働けそうですね。
3.Aさんの気づきと工夫
スプライフの利用者さんの中には、「何と言っていいか分からない」「タイミングを計れない」・・・など報連相を苦手とする方がいらっしゃいます。
接客の仕事を目指すAさんもその一人でした。
Aさんは現在、備品在庫確認の作業に取り組んでいますが、毎週末に行う報告を忘れがちでした。
そこでAさんと一緒に対策を考えました。
まずは面談の中で前職をふり返り、一緒に働く方々から「何で相談してくれなかったの?」と言われることが多かったと思い出されたのです。
そしてビジネスマナーや社会人の心得を学ぶ訓練を通して、スムーズに業務を行うために報連相が必要なのだと気づかれました。
そして最後に実践です!
報告の習慣化を目指して、毎日必ず目にする出席簿に「報告を忘れずに行う!」との張り紙を付けました。
すると・・・今では毎週末、欠かさずに報告をされています。ちょっとした工夫で実践がしやすくなりましたね。
自主的な報告があることで進捗状況を共有でき、作業への質問や効率的に行うための方法を話し合いやすくなって、作業スピードも上がっていきました。
継続してAさんと話し合い、次は上手な相談ができるようにチャレンジする予定です。
4.まとめ
いかがでしたか?
報告は過去を、連絡は変化を、相談は問題を共有するものだと言われています。
一人で抱え込まずに、報連相を通して周囲の人々と共有することで安心して働き続けられそうですね。
スプライフでは、就労のために必要な準備を一緒に見出していけます。
今回は報連相でしたが、お一人お一人の状況や就労経験、目指すものに応じて、必要な準備は様々です。
就職相談や面談で課題設定を行ったり、講義訓練で必要な知識を身につけたり、グループワークで様々な価値観に触れたり、企業見学や実習で実践的な経験を積んだり・・・と様々な支援を提供しております。
少しでもご興味を持たれた方は、お気軽にお問合せください。
見学や体験は随時受けつけております。
皆さんのお越しを心よりお待ちしております。
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