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こんにちは。小倉センターです。

ずいぶん涼しくなってきましたね。

日中は過ごしやすい季節ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

季節の変わり目なので体調を崩さないように気を付けてくださいね。

今回は私の担当させていただいていた、Yさんのエピソードを紹介したいと思います。

 

目次

1.Yさんのプロフィール▼

2.障害者手帳の更新ができなくなった!今後どうしよう…?▼

3.一般枠での就職活動に切り替えて▼

4.実習で高評価!即採用の動きに!▼

5.まとめ▼

 

1.Yさんのプロフィール

・男性(20代)

・精神障害者保健福祉手帳3級所持

・障害名:てんかん

・訓練歴:専門学校を卒業後、昨年の4月からスプライフに入所

・障害を開示して就職希望

 

2.障害者手帳の更新ができなくなった!今後どうしよう…?

今年7月半ばの事でした。秋までには就職したいという気持ちが強く、就職活動真っ最中のYさんのもとに、障害者手帳の更新ができないという通知が届きました。

理由は病状が安定しているからというものでした。

嬉しい気持ちもありつつも、今までずっと障害者枠での就職を目指していたため、急に一般枠での就職活動となるとご本人やご家族は戸惑いを隠せません。

私たちも支援途中、それも就職活動真っ最中に手帳の更新ができなくなるというのは初めてのケースでした。

ご本人は障害を開示して働きたいとの意思が強かったため、各関係機関にもアドバイスをいただくこととしました。

まずはハローワークの障害者窓口担当の方に事情を説明し、トータルサポーターと面談の場を設けていただくこととなりました。

今後一般枠での就職活動をするにあたり、ご本人・支援者共にアドバイスをいただきました。

また、かかりつけ医のもとに受診同行し、就労した際の注意点をお聞きしました。

病状についての説明やご助言をいただき、Yさんも安心したようでした。

 

3.一般枠での就職活動に切り替えて

さて、気持ちを切り替えて一般枠での就職活動のスタートです!

Yさんの希望職種は『バックヤードでのお仕事』。

応募したい企業もすでに決まっている状態でしたが、その企業の求人は障害者枠での求人でした。

スプライフより企業に直接事情を説明し、実習だけでもさせていただけないかと打診しました。

倉庫作業のお仕事です。

快く引き受けてくださり、実習が決まりました。

 

4.実習で高評価!即採用の動きに!

4日間の職場実習を終えて振り返りの訪問をさせていただいた際に、企業側から

「素直で真面目な青年ですね。本人さえ良ければぜひうちで働いてみませんか?」

と一般枠で採用の内定をいただきました!

Yさんも私も大喜び!

返事は週明けで良いとおっしゃってくれましたが、その日のうちにYさんのお母様からスプライフに電話があり「ぜひお願いします!」とのことでした。

 

5.まとめ

正直なところ、障害者手帳が更新できないと知ったときにはどうしようか焦りました。

こんなに上手くことが運ぶとは思ってもなかったのですが、やはり就職って『ご縁』だなあ…としみじみ感じました。

こうして無事希望の企業に就職できたのも、Yさんが就労に向けて一生懸命頑張ってきたからこそだと思います。

スプライフは利用者さんが希望する未来を一緒に考えながら、全力で支援させていただいています。

就労について悩んでいる方がいらっしゃいましたら、まずは見学に来てお話を聞かせていただけませんか?

職員一同、心よりお待ちしています。