スプライフBlog
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こんにちは、黒崎センターです。
すっかり冬となりコートや上着が手放せない時期になってきましたね。
例年に比べて今年は特に1年があっという間に過ぎていったと感じる方も多いのではないでしょうか。
今日は、この1年の間に強く希望していた販売職種から、日々の訓練の中で本人はもとより支援員も適性を感じたデスクワークも選択肢に加え、改めて就職活動を進めるYさんについてお話ししたいと思います。
【もくじ】
1.Yさんのプロフィール
・女性(20代)・広汎性発達障害・うつ
・障害特性:臨機応変な対応が苦手。集中しすぎて周りが見えなくなることがある。
・前職は福祉職・販売職に従事
・ブランク2年
Yさんは高校を卒業後、福祉職や販売職を経験しましたが障害特性が理由で退職され、スプライフの通所を開始しました。
さすが販売職の経験者!センター内ではいつも明るく素敵な笑顔で他利用者さんや職員に接してくれるYさん、通所開始当初から「また販売職で就職したいです」と話をしていました。
2.あこがれの職業につきたい!けれど・・・
Yさんは小物作りに興味があり、希望したのは雑貨の販売です。
ですが・・・販売職で就職するにはお客さんに声をかけられたり、陳列をしたり、同時に作業をこなすことも度々あります。
Yさんは障害特性のため、販売のお仕事で苦労した経験があります。そのため、販売職で再就職するのかを迷っていました。
3.実習を経て見えてきたこと
そんなYさんですが、機会があり、事務職の企業実習に参加することになりました。
企業実習では、パソコンやデスクワーク中心の業務において丁寧な仕事ぶりと明るい対応に高い評価を頂きました。
この経験から、「販売の仕事もしたい気持ちはあるけれど、自分の集中力やパソコンスキルを活かせる仕事を優先的に考えたい。」と徐々に気持ちが変わってきました。
4.新たなスタートへ
とある企業にYさんの作成した資料を持参した際に大変高い評価を頂いた事もYさんの自信に繋がりました。
こうして職種選択の幅を広げて就職活動を進めることになりました。
通所開始から1年、Yさんの希望職種が決まり、これからが本格的な就職活動です!!
5.さいごに
就職が決まっても、嫌なことがあり仕事を辞めてしまって、就職活動を繰り返すのはとても労力がいりますよね?
『自分にどんな仕事が向いているかよくわからない』
『就職活動って何から始めたらいいんですか?』
と悩まれる方は黒崎センターでも多くいらっしゃいます。
スプライフでは企業見学や、実習を通して『体験』してもらうことを大切にしています。
よろしければ一度どのようなところに実習や見学に行っているのか聞きに来所してみませんか?
皆さんの希望の就職先や体験してみたい実習先を聞かせてください。
黒崎センター職員一同お待ちしております。
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