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皆さま、こんにちは!

今年の桜も終わりを迎え、これからは新緑の若葉がまぶしい季節になってまいりました。

まだ先ではありますが、夏の兆しを感じるような日も、徐々に増えていくのでしょうね。

 

突然ですが、昨年の今頃は皆さま、どうお過ごしでしだったでしょうか。

昨年の今頃は・・・新型コロナにより「緊急事態宣言」が発令されている時期でした。

今、これを読まれている方も、強い不安を感じられていたのではないでしょうか?

スプライフ西新センターでも、新型コロナによる影響は多くあり、感染防止として“在宅訓練”や“分散通所”などの様々な対策を取り入れてまいりました。

 

今回は、コロナ禍でも就職を目指すため、訓練や就職活動への取り組み方の一つをご紹介させていただきます。

 

【もくじ】

1.コロナ禍での通所への不安・・・▼

2.目標ごとに通所日数を切り替える▼

3.3ヶ月間の安定した通所を達成!そして通所日数を切り替え就職活動へ▼

4.目標を達成するために行ったこと▼

5.まとめ▼

 

1.コロナ禍での通所への不安・・・

スプライフを利用されているAさんは、前職で心身の不調から出勤が難しくなり一昨年に退職されていました。

ブランクも少なく、希望職種は前職と同様の職種を希望されていたため、作業スキルには問題がありませんでした。

しかし、前職を心身の不調で退職しているため、面接で退職理由を聞かれたときに、現在は「週5日の出勤ができる」と言える自信がないと話されていました。

本来であれば、スプライフで週5日の通所を継続し、この課題を克服していくのですがAさんはご家族にご年配の方がいため、新型コロナ感染への不安が人一倍高かったのです・・・

 

2.目標ごとに通所日数を切り替える

Aさんの目標は2つ

・安定した勤務ができる体力をつけて、自信を持ちたい

・新型コロナ感染に気をつけつつ、就職を目指したい

 

まずは、1つ目の目標である安定した勤務ができる体力のため“3ヶ月間”週5日通所の継続を目指しました。

そして、1つ目の目標を達成した後は、2つ目の目標である週1～2日の通所に切り替えて、就職活動を中心に行っていくことを目標としました。

 

3.3ヶ月間の安定した通所を達成!そして通所日数を切り替え就職活動へ

さて、「なぜ3ヶ月間?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

皆さんは、ハローワークの求人票に“3ヶ月又は、6ヶ月の試用期間有り”と記載があるのを見たことはありませんか?

これは企業が安定した勤務ができるかの一つの目安として設けてあるからです。

そのため、Aさんも“3ヶ月間”という目標を立て達成したことで「週5日の出勤ができる体力がある」という自信をつけることができたのです!

 

その後、2つ目の目標を達成のため通所日数を週1～2日に抑え就職活動を中心に切り替えていきました。

そして昨年、企業実習に参加され体調を崩すことなく無事に週5日の実習を終えることができ、さらに企業から内定をいただくことができました!

 

4.目標を達成するために行ったこと

当初はAさんも体調が不安定だったため、週2～3日の通所しかできていませんでした。

しかし、日々の体調の変化を記録し、どんな時に体調不良になりやすいのかを振り返りながら自己分析を行っていきました。

Aさんは「職員と振り返りを行うことで、自分で気づくことができなかった不調に気づくことができた」と話されています。

 

通所日数を抑えている時期でも週1回以上は通所して、職員と体調管理や就職活動の内容を確認し合うことで就職へのモチベーションを保ちました。

通所日はAさんが気になった求人情報を共有し、企業に問い合わせて見学や実習の調整を行ったり、応募書類の添削や職員との面接練習などを行いました。

他にも、体力が落ちないように密を避けながら散歩に出かけるなど、適度な運動を取り入れました。

 

5.まとめ

スプライフではAさんのようないろいろ事情を抱えた方がいらっしゃいます。そのため、利用者の方それぞれに合わせた就職支援を行っております。

「就職したいけど不安なことがあって・・・」という方でも、まずはその不安をご相談してみませんか?

コロナ禍で外出が不安な方でも訓練に取り組めるよう、在宅訓練にも力を入れて取り組んでおります!

見学・体験はいつでも受け付けておりますので、ぜひお問い合わせください。