スプライフBlog
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こんにちは黒崎センターです。
今回は私が担当させていただいているKさんが、体験利用から現在に至るまでのお話をさせていただきます。
【目次】
1.Kさんの紹介
・20代男性 精神障がい(うつ病)
・私立高校推薦入学後、吹奏楽部に所属
・高校卒業後、食品会社へ正社員として入社するが5ヶ月で退職
・中学校、高等学校と目立つような存在ではなく、大人しい性格
・障害特性として、コミュニケーション能力や自己表現力がとても苦手
・素晴らしいことに利用開始から現在まで、1度も休み無し
2.就労経験の浅いKさん
高校卒業後に食品会社で正社員として入社しましたが、職場環境に適応できずに体調を崩し、入院生活後に5ヶ月で退職となりました。
その後、ご家族と共に「社会へ出る(働く)為の心の準備をして欲しい」とスプライフへ相談に来られました。
Kさん自身、相談の中では「就職へのイメージが持てない」「職場環境に適応できなかった原因が分からない」とのこと。
スプライフの体験プログラムをお勧めし、参加していただきました。
3.体験プログラム
体験プログラムとは、正式な利用前の体験利用を通じて、就労に向けての課題整理や評価をしていくものです。
あらかじめ課題を整理しておくことで、効果的に訓練や支援を行う目的で導入した新しい取り組みです。
Kさんは、その5日間の体験プログラムに参加されました。
5日間の取り組み、参加中の様子、面談で伺ったお話等をもとに、体験最終日に評価表を作成しました。
評価表をもとに振り返りを行い、Kさんと課題を共有しました。
Kさんの課題は、主に
1.自分から挨拶をしていくコミュニケーション能力
2.作業に取り組む姿勢
の2点でした。Kさんの中で課題が明確になったようで、どの訓練に取り組むべきなのかがはっきりしたようです。
その後すぐに、正式に利用されることになりました。現在は、就職に向けてスプライフで積極的に訓練に取り組まれています!!
就職先についてはKさん自身、まだまだイメージがわかないようです。
これからは就労のイメージをつけるため、企業や仕事内容、必要なスキルに関する研究を行ったり、実習に参加したりすること予定しています。
4.まとめ
昨年からスプライフ黒崎センターでは、体験利用の間に評価を行う「体験プログラム」を実施しています。
体験プログラムは5日間(標準期間、現在は新型コロナの影響で5日間いずれも半日)の期間をとしていますが、体験に来られる方の中には「週3日外出するのが精いっぱいで・・・」、「疲れが溜まりやすく5日間も参加できません・・・」と言われる方もいます。
その場合は日数を少なくする等の調整もできます!
就労をご検討されている方や体験プログラムが気になった方は、就労に向けたサポートやお手伝いをさせていただきたいと思っています。
ぜひお気軽にお問合せ下さい。
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