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こんにちは。西新センターです。
皆さんは、就職活動でよく「自己分析が必要」と耳にしたことはありませんか?
就職活動では自分の能力などを、面接で紹介する場面が必ずあります。そのためには、自己分析を行い、自分自身を良く知っておく必要がありますね。今回は「障がい」の自己分析の方法について、焦点を当ててお伝えしたいと思います。
【もくじ】
1.自分の障がいを知る方法
障がいには、「発達障がい」「知的障がい」「統合失調症」「うつ病」など、他にも様々なものがあります。今ではインターネットや書籍などで、障がいについて調べることができますが、ご自身の障がいについて、調べたことはあるでしょうか?調べたことがある方は、その障がいの「症状」や「特性」に共感できたところもあれば、できなかったところもありませんか?同じ障がいを持っている方でも、症状の出かたや特性は人それぞれです。
就労移行は障がいのある方たちが、就労に向けて訓練や就職活動を行っていく場所です。
それと同時に、自身の障がいについても理解を深めていく場所でもあります。スプライフに通われているAさんは、あまりご自身の障がいについて調べたことがありませんでした。今回はAさんの障がいへ理解を深めながら、自分の特性を把握していったお話をしたいと思います。
2.Aさんの障がい特性について
Aさんのプロフィール
・20代の男性
・発達障がい
Aさんの主な障がい特性
・作業の優先順位がつけられない
・前の作業が途中だと、次の作業に移れない
Aさんは「何の訓練を優先すれば良いかわからない」など、優先順位やスケジュールを自分一人で考えることが苦手でした。そこで、Aさんと一緒にスキルアップしたいこと考え、一週間の中で何の訓練を何コマ行うかを決めました。例えば、パソコン訓練は2コマ、コミュニケーション訓練は1コマ以上などです。
訓練内容が決まれば、コマを当てはめていくだけなのでAさん一人でもスケジュールを作成できるようになりました。
Aさんは特にパソコンの訓練が好きで、集中して取り組まれていました。
しかし、集中力の高さによるものか、訓練時間を過ぎても作業を続けてしまうこと度々ありました。気持ちの切り替えに時間がかかり、途中で作業を終えられないのも要因の一つのようでした。気持ちの切り替え時間を作るため、訓練時間終了の少し前に職員から声かけをしたり、時間通りに終わることができたか記録したり、振り返りを行うことでAさんも徐々に時間の管理ができるようになってきました。
訓練や事業所での過ごし方を振り返り、できることが増えてきたAさんは少しずつ自信をつけられました。Aさんが振り返りの中で「自分はこういう人間だからと決めつけて、自分の障がいについてあまり調べたことがなかった。」と話されています。
今では自分自身を知るために、自身の障がいについて調べる時間を訓練に取り入れられています。
3.まとめ
Aさんのように自分の障がいについてあまり把握していなかったり、反対に調べすぎて自信を失くしてしまったりしている方もいます。自分の障がいについて調べることは大切ですが、全ての症状が当てはまるわけではありません。
スプライフでは訓練を通して、“ひとり一人の障がいの特性”を見つけていきます。自分の障がいがお仕事にどんな影響を与えるのか、訓練を通して自分自身を見つけることが大切です。皆さんも、Aさんのようにできることを、少しずつ増やしていきませんか?
見学や無料体験はいつでも受け付けておりますので、お電話、又はメールでお問い合わせください。皆さんのご来所をお待ちしております!
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