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こんにちは黒崎センターです。

3月になりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 

今回は、ストレスの原因を知ることについてお話させていただきます。

 

【もくじ】

1.自分にと手のストレス原因▼

2.ストレスの原因に気づくこと▼

3.Sさんの例▼

4.まとめ▼

 

1.自分にとってのストレス原因

皆さんは、「自分にとってのストレスの原因」を聞かれたときに、すぐに答えられますか?

 

例えば「仕事!」と答えた方、仕事の人間関係がストレスですか?もしくは苦手な業務がストレスとなっていますか?それとも仕事のせいで大好きな趣味に打ち込めないのがストレスですか?

詳しい原因がわかると、それに合わせた対応も取りやすくなりますよね。

 

2.ストレスの原因に気づくこと

しかしその「ストレスの原因」に気づけなければ、知らず知らずのうちに「ストレスの原因」に触れることになり、いつの間にか体調を崩してしまっていた…、ということになってしまいます。

 

「苦手なことだからこそ何度もチャレンジしたい!」、「スキルアップのために新しいことをどんどん始めたい!」と頑張り屋さんの利用者様はおっしゃいます。

確かにいつもよりちょっと頑張らないといけない、少々無理をしないといけない瞬間は誰しもあると思います。

しかし、そう言いながら長期間、心に負荷をかけ続けていると、体調が崩れる原因となってしまうかもしれません。

どの程度であれば自分は頑張れるのか?そもそも自分は何にストレスを感じるのか?まずはそこから、利用者様と一緒に探っていきます。

 

3.Sさんの例

Sさん(20代女性・うつ病)は、笑顔が素敵で、コミュニケーション上手な方です。

利用当初から、他の利用者様や職員とも常に笑顔でやりとりしています。また、就労に向けて非常に意欲的で、集団訓練で積極的にリーダー役を買って出てくれます。

頑張って訓練に参加されていましたが、通所開始から約3か月が経ったころに突然お休みされることがありました。

その後の面談の中で、何が原因でお休みに繋がったのかを確認しました。

『今振り返ってみると、あれもこれも、と欲張りすぎていたのかもしれない』とおっしゃっていましたが、明確な理由はわからず…。

そのため、ストレスの原因について後から振り返りしやすくなるように、日々の活動記録をつけていただくことになりました。

記録をつけていただくと、普段と違うことを始めた直後にエネルギーを多く使ってしまい、体調に影響してしまうことが分かりました。具体的には、訓練の中でリーダー役を務めると、場合によっては体調を崩すことがわかりました。

職員としては、知らず知らずのうちに疲れてしまうのであれば、しばらくの間、リーダー役は避けてみては?と提案しました。が、ご本人としては経験として取り組んでおきたいとのことでした。

最終的には間を取って、多くてもリーダー役は月に1回までとしていただくことにしました。

 

上記の内容だけではなく、他にもストレスの原因となるものはあるかもしれません。今後も振り返りは継続していきたいと思います。

 

4.まとめ

黒崎センターでは面談や訓練を通じて課題を明確化し、自己理解や障害特性理解を深めた後に就職活動へ移行します。

なかなか自分だけでは、ストレスの原因がどこにあるかに気づくことは難しいこともありますよね。このように、職員と一緒に振り返りを行なったり、ツールを使用することで気付けたりすることもあります。

 

ご自身の課題整理や自己理解が進んでいない方、頑張りたい気持ちはあるけど具体的な方法がわからない方は、職員と一緒に考えていきましょう!

 

ぜひ気軽にお問合せください。