カテゴリ

久留米センター

タグ

#訓練

#久留米市

こんにちは久留米センターです。

 

ぽかぽかで心地の良い日が多く、過ごしやすい日が続きますね。

新年度が始まりましたが、120%で頑張り過ぎていませんか?

リフレッシュする時間も大切にしながら過ごしていきましょうね。

 

さて今回は、「今の自分と向き合う」についてお話させていただきます。

 

1.利用者のNさんについて▼

2.過去の経験にとらわれすぎていませんか?▼

3.様々なことに挑戦してみよう▼

4.今の自分自身と向き合う▼

5.まとめ▼

 

1.利用者のNさんについて

　・40代、女性

　・うつ病、パニック障害

　・医療事務歴　18年

Nさんと話すと盛り上がってついつい長話をしてしまいます。周りへの気遣いができたり、明るく挨拶ができたり、すごく人当たりのよい印象があります。そんなNさんですが、他者の反応を気にしすぎてしまうところもあり、気疲れすることもしばしば…

 

2.過去の経験にとらわれすぎていませんか?

Nさんは、医療事務の経験が18年!事務作業はもちろん、受付や電話対応などさまざまな業務の経験をされてきました。そのようなことから、次の就職も「フルタイムで医療関係かな～」というご希望があり、バリバリ働いていた頃の自分の気持ちのまま、通所・訓練に取り組まれていました。

しかし実際は、一人で行動したり、初めての場所が苦手だったりという不安を抱えられています。そんな中、「今の自分に向き合っていこう」という主治医の一言でNさんの動きはガラッと変わり始めました。

 

3.様々なことに挑戦してみよう

先生の一言をきっかけに、これしかできない、これしかしたことない、という先入観を捨てることから始めました。現在も、パソコンでのデータ入力、仕分け作業、ピッキングなど様々な訓練に取り組まれています。すると、「苦手だと思っていたことが意外と得意でした」と言われ、大きな自信へとつながりました。

 

4.今の自分自身と向き合う

人目を気にし過ぎてしまうNさん。他利用者の〇〇さんは頑張っているのに…、あの時はできていたから…など、他者や昔の自分と比べることで落ち込む様子を何度も見てきました。調子がいいときには、頑張り過ぎて体調を崩すことも多いため、「自分のペースで」「体調に合わせて」「無理をしない」を合言葉に訓練に取り組まれています。

先ほど申し上げた、苦手だったことができるようになった事例があるように、できていたことが苦手になることも起こりうるのです。その時に、できない自分に落ち込むのではなく、改めて自分を知り、向き合うことができれば、視野を広げ新たに進むための第一歩となるはずです。

 

5.まとめ

今回は、「今の自分と向き合う」事の大切さについてお話しさせていただきました。

『自分はこれしかできない』と考えてしまっている方、Nさんの事例をきっかけに自分が本当に得意なことは何か?を知り、今の自分を受け入れ一歩踏み出してみませんか?

 

その他のご相談等に関しましても、お気軽にお電話もしくはホームページよりお問い合わせください。