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こんにちは、スプライフ博多センターです。
だんだんと暖かくなり、少しずつ春の花のつぼみがほころんできましたね。
今回は、「一人の社員としての自覚を持って働くと、その働き方が変化するのか」についてお話ししたいと思います。
【もくじ】
1.一人の社員としての自覚とは
2.会社からの評価と改善行動
3.一人の社員としての行動の変化
1.一人の社員としての自覚とは
今、これを読んでいるあなたにとって【働く】とは何ですか?
「1日○時間、仕事をすること」「生きていくための給料を稼ぐこと」などがあげられると思います。
では、あなたにとって【一人の社員としての自覚を持って働く】とはどんな行動や心がけをもって働くことでしょうか?
「目の前の業務を一生懸命やる」「会社のイメージを悪くする行動はしない」など他にも様々だと思います。
でも、もしかしたら「あんまり意識してない」「自覚するってそもそもどういうこと?」と戸惑う方もいるのではないでしょうか。
雇用形態に違いがあっても、合理的配慮で業務の調整をしてもらっていても、同じ会社の社員であることに変わりはありません。
会社としては社員一人一人に「やりがいや向上心、自己目標をもって働いてほしい」と少なからず思っています。
それに応える行動こそが【一人の社員としての自覚を持って働く】ということではないかと考えています。
今回は定着支援を受ける中で、【一人の社員としての自覚を持って働く】ことができるようになった利用者さんの話を例に長く働くために必要なことをお話ししたいと思います。
2.会社からの評価と行動の変化
今回お話しするAさんは、清掃と事務補助の業務に従事しています。
体調が安定しており、遅刻欠勤などはありません。
挨拶など基本のコミュニケーションや作業手順の理解も問題ありません。
ただ、就労して2年目までは、会社から【一人の社員としての自覚を持って働いてほしい】と評価に添えられることが度々ありました。
・清掃作業をより細かいところまで丁寧にして欲しい
・清掃業務の道具をもう少し丁寧に持ち歩いてほしい
などの業務改善の要望が上がった際に、【自覚】について触れられました。
Aさんにはその都度、行動をどう改善すれば良いのか、どうして改善の必要性があるのか、を一緒に考えるようにしました。障害特性上、上司など相手の立場に立って考えることが苦手なため、場面を置き換えて考えることもありました。
例えば、自分がお客さんとして入った飲食店で、テーブルを除菌しているけど隅まで拭いていなかったり、掃除のやり残しが目に入ったりしたら、気持ちよく食事ができる?など、自分の振る舞いを他人に当てはめることで、Aさんに気づきが生まれました。
最初こそ、すぐの改善が難しいこともありましたが、改善してからは同じ改善の要望は上がらないようになってきました。
3.一人の社員としての行動の変化
現在Aさんは入社4年目に入り、就労定着支援の利用も卒業間近になってきました。
面談の中で「会社でゴミの分別が細かく設定されたけど、分別を十分に守れていない社員さんがいるのに気が付いたので、改善するにはどうしたら良いか先輩に相談をしました」と報告を受けました。
この報告を聞いた時、Aさんの成長を強く感じました。
この行動が【一人の社員として、自覚をもって=会社の方針を理解し、望まれる結果に到達する為に何をすべきか考えて、働く】ことだと思います。
会社の上司の方にもこの話を共有したところ、大変成長を喜んでくださいました。
また、評価で【一人の社員としての自覚を持って働く】と添えられることもなくなっています。
【一人の社員としての自覚を持って働く】とは今回のAさんの行動に限ったことではありません。
任された仕事を頑張ることも、仕事を続けるために必要な行動です。
もし、「仕事を続けることが苦手」、「自分で工夫を考えることが苦手」でお困りの際は仕事を長く続けるための支援をスプライフで受けてみませんか。
まずはご相談のご連絡お待ちしています。
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