カテゴリ

久留米センター

タグ

#訓練

#久留米市

こんにちは久留米センターです。

5月も半ばですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回は久留米センターで行っている「3分間スピーチ」についてお話したいと思います。

3分間スピーチとは、利用者様が他の利用者様の前に立ち3分程度の話をすることです。話す内容は趣味やおすすめの食べ物、失敗談、最近の学びなど様々です。

久留米センターでは毎日朝礼で利用者の方に3分間スピーチをお願いしています。

 

【もくじ】

1.「3分間スピーチ」の目的

2.どんなときに役立つか

3.まとめ

1.「3分間スピーチ」の目的

突然ですがみなさんは人前で話すことは得意でしょうか?

おそらく多くの方が「苦手」と答えるかと思います。かくいう私も苦手な人間の1人です。スピーチ希望者がいない日は職員が話をするため、私に順番が回ってきたときはとても緊張します。

そんな3分間スピーチですが、取り組み続けているのにはきちんと目的があります。

 

そもそも3分間スピーチでは、次の4つが求められます。

　・人前でも落ち着いて話をする力

　・自分の考えや気持ちを他人に発信する力

　・他人に伝わるようにわかりやすく説明する力

　・時間内に収まるよう話を整理する力

 

久留米センターに通われている方のほとんどが精神障害や発達障害をお持ちです。

障害の特性もしくは元来の性格からこの4つが課題になることが多く、職員からのアドバイスを受けながら4つの力を身につけていただいています。

 

2.どんなときに役立つか

ここまでで3分間スピーチの目的についてお話しましたが、もしかすると「裏方の事務職希望だから自分には関係ないや」と思われる方がいるかもしれません。

しかし仕事の種類に関係なく3分間スピーチが役に立つ場面があります。

それは『採用面接』です。

とある利用者の方は「3分間スピーチをすることで“20人～30人いる前で話をすることができる”という自信がつき、比較的落ち着いて面接を受けることができた」と話されていました。

3分間スピーチでは大勢の前で話すためみなさん初めは緊張されます。その反面、スピーチが終わったあと職員と利用者みんなから拍手をもらったり、職員から「よかった」と聞いたりすると喜ばれる方がほとんどです。それが知らず知らずのうちに成功体験→「自信」になっているようです。

少しずつ自信に変えていく姿をみていると職員の自分も頑張ろうと思います。

体験利用の方も、3分間スピーチにチャレンジされる方、いらっしゃいますよ!もし自分に自信をつけたいと思っている方は一度参加してみてはいかがでしょうか?

 

3.まとめ

今回は3分間スピーチについてご紹介しました。いかがでしたか?

久留米センターでは3分間スピーチの他に20種類以上の訓練を用意し日替わりで行っています。

どのような訓練があるかご興味のある方は、ぜひ一度久留米センターまでご相談ください。

訓練以外にも就職のことなどで聞きたいことがある方は、どうぞお気軽にご連絡ください。

お待ちしてます!