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経験の必要性~経験を積む意味~
2024.08.15
カテゴリ
薬院センター
タグ
#訓練
#就職活動
#経験

こんにちは薬院センターです。

真夏の日差しが厳しい季節になりましたが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
今回のブログテーマは、経験です。このテーマに決めたのは、ある利用者様から言われたことばがきっかけでした。

そのことばをきっかけに、私が考え調べた内容が皆さんの就職活動にも役立つと思い、ブログにてお届けさせていただきます。

 

目次


1.「この作業したことある!」
2.経験とは?
3.経験を積む意味
4.薬院センターで経験を積もう!
5.まとめ

 

1.「この作業したことある!」


「就職をしたときに、”この作業したことある!”と言う経験が大事だと思っています。」

これは、ある日の軽作業中に利用者様が話してくれたことばです。

私は、このことばを聞いたとき、はっ!とし、何か大事なことを忘れていたような感覚になりました。この会話をきっかけに、私は経験について改めて考え、調べる機会になり、経験の必要性を深く感じることができました。そして、私が感じた内容を皆さんにもお伝えしたいと思い、今回のブログのテーマを「経験」にさせていただきました。少し難しいなと感じる方もおられるかもしれませんが、最後までお付き合いいただけると、このテーマの意味が伝わると思っています。

 

2.経験とは?


皆さんは経験と言われて、どのようなことを想像しますか?「経験」と似たことばに「体験」があります。経験と体験にはどのような違いがあるかご存じでしょうか?

「経験」を辞書で引いてみると「実際に見たり、聞いたり、行ったりすること。また、それによって得られた知識や技能など」と記載されています。もう少し分かりやすくお伝えすると、「経験」は、実際に見たり、聞いたり、行動をして、知識や技能を身に付けること。

「体験」は、実際に見たり、聞いたり行動することを言います。

皆さまはこの違いをどのように感じましたか?経験と体験では、大きな違いがあることに気が付いていただけましたでしょうか。

 

3.経験を積む意味


私は、「経験したことがある」「経験したことがない」では大きな違いがあり、「経験がある=自信になる」と考えています。

例えば、書類に押印する軽作業があります。

「押印?ただ印鑑を押すだけじゃないの?」と感じる方もおられると思いますが、文字を平行に押せているか、朱肉の量は適量かなど、細かいチェック項目があります。

以前、押印の軽作業をされた方の検品をした時は、50枚中40枚程は、印鑑が斜めに押してあったり、インクが滲んでいたり、薄れていたりでした。「力を均等に入れて押すことを意識しているのですが…」検品後の利用者様は悔しそうな表情でした。「必要なのは、意識だけじゃなく、感覚を身体で覚えることだよ」と伝えると、何度も何度も練習をされていました。約1ヶ月後、再度検品する機会がありました。すると、以前は10枚程しかきれいに押印できていなかったのですが、45枚程に大幅に増えていました。

「上手になりましたね。何度も練習した甲斐がありましたね」と声を掛けると、「頑張りました」と嬉しそうに答えてくれました。

ここでポイントになったことは、作業を行う中で振り返りができていたことだと思います。

なぜ上手くできないのか?どこをどのように改善したらいいのか?を考え、意識し、実行に移すことができたことが良い結果に繋がったのではないでしょうか。私は、これこそが「経験」だと考えています。

 

4.薬院センターで経験を積もう!


前途でもお伝えしましたが、経験とは「実際に見たり、聞いたり、行動をして、知識や技能を身に付けること」を言います。

そこで利用いただきたいのが、薬院センターの訓練になります。訓練なので、何度失敗しても問題ありません。

約90種類の軽作業と12種類の講義(コミュニケーション系、ストレスケア系、就労系等)をご用意しており、多種多様な経験を積んでいただくことが可能になっています。訓練内容によっては、ロールプレイや発表の時間も設けているため、実践に近い形での経験が可能となっています。

また、困ったとき、不安なときに相談ができる職員が居ることも安心材料の1つではないでしょうか。

5.まとめ


この度は、本ブログを最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。少し難しいテーマでしたが、皆さんはどのような感想をお持ちでしょうか?読む前と読んだ後では、経験の捉え方が変わった方もおられるのではないでしょうか。

薬院センターでは、皆さんが沢山の経験を積める訓練と教材をご用意してお待ちしております。就職活動中の方も、これから就職活動をされる方も、沢山のお問い合わせをお待ちしております。是非、一緒に経験を積みましょう。
 

さあ、あなたのペースで
はじめましょう。

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