スプライフBlog
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こんにちは黒崎センターです。
夏の日差しは少しずつ和らいできましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
さて、働き方が多様化する社会の中で、自分の働き方を見直そうと考えた方もいるのではないでしょうか。
今回は今までの自分の働き方を見直し、在宅就労を決意された方の事例を紹介していきます。
目次
1.Oさんのプロフィール
2.自身の働き方の見直しと在宅就労という選択肢
3.在宅訓練の開始
4.就職活動
5.まとめ
1.Oさんのプロフィール
・20代女性
・うつ病 精神障害者保健福祉手帳2級取得
Oさんは去年の夏頃からスプライフの利用を開始されました。元々は福祉関係の仕事をされていましたが、頼まれた仕事を断れず業務過多となり、体調を崩して退職されました。
2.自身の働き方の見直しと在宅就労という選択肢
周囲の人から自分がどう思われているのかを気にしてしまうOさんは、頼まれた仕事を断ることができずに業務を抱えすぎるようになりました。もともと体力に自信がなく、電車での通勤により体力を消耗する中で多くの仕事をこなしていくことは、大きな負担となっていたのです。そのような中では集中力も発揮できず、業務効率も落ちていきました。結果的に体調を崩して退職してしまったOさんは、自分が無理をせずに長く働き続けられるにはどうすればいいのかを考えるようになりました。スプライフで訓練を続けていく中で、在宅就労という働き方を知り、今まで通勤しか考えてこなかったOさんの中に在宅就労という選択肢が新たに生まれました。
3.在宅訓練の開始
在宅就労を視野に入れたOさんは、スプライフへの通所と併用して在宅訓練も開始されました。在宅訓練では実際の在宅就労を想定した課題を提供しています。パソコンを貸し出し、データ入力やビジネス文書の作成、資料作成などに取り組まれています。Oさんはもともと事務職を希望され、Word・Excelのテキストの取り組みやタイピング、MOSの資格勉強などPCスキルの向上に努めてきました。在宅訓練を開始され、周囲の目を気にせずに自分一人の環境で業務を行えることや、自宅での作業のため通勤の際に使う体力を温存でき、より集中して目の前の業務に取り組めるようになったのです。
4.就職活動
在宅訓練での取り組みを通して、在宅就労という働き方に強く魅力を感じたOさん。完全在宅の求人を出している企業の就職説明会にも参加され、その後は職員と振り返りを行いました。自身の特性と無理なく働き続けられる環境を一緒に検討し、在宅勤務の求人に応募することを決意されました。現在は応募書類の作成を進め、面接対策を行いながら就職活動を続けています。
5.まとめ
今回の事例では、今までの働き方と自身の特性を振り返り、在宅訓練を通して在宅就労という新たな選択肢が生まれました。皆さんの中にも、在宅就労という働き方があるのは知っているが、自分に向いているのかわからないと感じている方もいるのではないでしょうか。
スプライフでは利用者一人一人に合った働き方を一緒に検討し、就職説明会や企業見学・実習といった機会の提供のほかに、在宅訓練の導入もしています。自分に合った働き方を探しておられる方、在宅就労に興味がある方は一度スプライフに見学・相談に来てみませんか?在宅就労に限らず、就職に関して悩んでいる場合などお気軽にお問い合わせください。職員一同、心よりお待ちしております。
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