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Y.Tさん・女性・20代の雇用事例 発達障害(注意欠陥多動障害(ADHD)/双極性障害(躁うつ病)/自閉症)

医療関係との連携を図りながら、よりよい就業をめざす

Y.Tさん(女性・20代・事務職)

業務内容

PC業務

障害名

発達障害(注意欠陥多動障害(ADHD)/双極性障害(躁うつ病)/自閉症)

  • 注意欠陥多動障害(ADHD)とは

    注意欠陥・多動障害(ADHD)とは、多動性や衝動性、または不注意などを特徴とする神経発達症もしくは行動障害です。

  • 双極性障害(躁うつ病)とは

    双極性障害とは、躁病とうつ病を慢性的に繰り返す、気分障害に分類される精神疾患です。以前は躁うつ病と呼ばれていましたが、両極端な病状が起こるという意味から「双極性障害」と呼ぶようになりました。

  • 自閉症とは

    自閉症とは、先天的な原因から、対人関係の特異性、コミュニケーションの質的障害、イマジネーションの質的障害という3つに特徴があらわれることから診断される障害です。原因は、まだ不明ですが、さまざまな所見や遺伝的研究から、先天的な脳機能の違いが原因となる障害だと、考えられています。

通所前の症状・状況

Yさんには、障がいがあることを知らずに就労していて体調を崩した経緯があります。その後、ADHDの診断を受けたため、スプライフの利用開始となりました。

通所中の状況

週3日から終日利用に。通所に慣れた頃、他利用者との会話が増えました。

週に3日から利用を開始し、約3ヶ月後に終日利用となりました。
主にPC、コミュニケーション訓練、ビジネスマナー訓練に取り組んでいて、通所に慣れてきた頃に他の利用者と会話することが増えていきました。

自己評価が低かったため、出来ることから徐々に訓練を行い自信をつけました。

就労希望と実際できることとの選別に悩んでいたため、医療関係者の方に助言を頂き、訓練の評価やナビゲーションブック作成を行って、Yさんに適した仕事の選択を行っていきました。
自己評価が低いため、できることに着目した訓練の提供を行い、自信の構築を図っていきました。

就業後の様子

月1回の定期面談を実施。企業側と連携し具体的なアドバイスを実施。

月1回の割合で定期面談を行い、企業側と密に情報共有を行っています。仕事内容での困難な部分について、アドバイスや対応の仕方を具体的に提示していきました。

本人と企業の双方の不安解消を図っています。

引き続き企業側と連携を取りながらYさんの評価の摺り合わせを行っていきます。必要な時には面談を取り入れながら、双方の不安解消を図りつつ支援を行っていきます。

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