通勤範囲が広がれば就職先も広がる!?

こんにちは!西新センターです。

今日は私の担当している方のお話しをさせていただきます。

 

Sさんは数年前にパニック障がいを患い、しばらく公共の交通機関に乗れない日々が続いていました。

「そろそろ仕事をしてみたいなぁ」との思いから、自宅から歩いて通えるという理由で西新センターに通所されるようになりました。

訓練を続け、状態が整ってくると、次第に就職のことを考えるようになりました。

Sさんの希望を聞きながら通勤場所の範囲を設定するのですが、Sさんは「地下鉄やバスには乗れないから、近場がいいな」と言われ求人を探しました。

しかし、自宅近くにあまりいい求人がなく、Sさんの就職に対する意欲も下がりかけていました。

 

何かいい方法はないかと職員間で検討した結果、通勤の練習をしてみることに!

 

始めは不安が強くあまり乗り気ではなかったSさんも、担当職員と一緒に人が少なめの車両を考えたり、担当職員と電車を使ってハローワークに行く練習をしたり、一人で一駅乗る練習を始めたりすることで、ゆっくりではありましたが次第に電車に乗ることができるようになり、自信がついてきました!

今では休日に地下鉄を使い、おひとりで友人の家に行くこともあるそうです!

自信たっぷりに「●●に行ってきました」と嬉しそうに報告をもらう姿が印象的でした。

通勤の範囲が広がることで、就職先の視野も広がり可能性もぐんと上がります。

 

このように苦手なことも、職員といっしょに対策を考えたり実行することで苦手を克服できるケースもあります。

 

どんな些細な悩みや不安でも大丈夫です!

スプライフがそのお手伝いをしたいと思います!

詳しい話しは随時個別の面談を実施しております。

まずはお気軽にご来所いただき、皆さんの不安なことをお聞かせください。いっしょに対策を考えていけたらと思っております。