救急法講習会を通して見えたもの

こんにちは!久留米センターです。

雨の季節になりましたね。この天候で体調を崩す方もいらっしゃいますので体調管理に気を付けて梅雨を乗り越えましょう~!

 

さて、久留米センターには「生活基礎」という訓練があります。

内容はまさに体調管理の仕方から、金銭管理、コミュニケーションなど多岐にわたるのですが、その中でも「危機管理」の項目への利用者さんの興味関心が高かったので、センター初の企画として「一般救急法講習会」を実施し、消防隊員の方から、日常使える応急手当や心肺蘇生法などのレクチャーを受けました。

元々、訓練で興味感心が高まっていたのもあり、みなさん真剣に隊員の方の話を聞き、質問もどんどんされていました。また、普段は非常に緊張感が強い方が、みんなの前で人形への心臓マッサージを実践されたり、あまりコミュニケーションが得意ではない方が笑顔で他の方にやり方を教えていたり…。

応急処置の方法やAEDの操作方法など、日頃教えてもらう機会がないことを経験でき、また知識も増え体験できたことはとても貴重だったと思います。

しかし、それと同じくらい、利用者さんの普段の訓練では見えない姿が見られ支援者としては大変嬉しく感じました。

みなさん、色んなスキルが身についていっているんだと改めて感じた時間でもありました。

見えなくて、計れなくて、いつ効果が出るのかわからない「スキルアップ」を目指して日々訓練のために通所しているみなさんですが、たぶん自分でも気づかないうちに出来ることが増えているんだと思います。

私たちはそれを見落とさず、フィードバックし、自信につなげていきたいのです。

訓練のみならず、様々な場面を経験することでしか身につかない「何か」があると思いますし、そんな場面で見るいつもと違うみなさんの姿を少しでも多く見ていきたいと思います。

これからも多くの体験・経験の場を提供していきたいと思っています。

今年度も色んな企画・イベントを実施しますので、ご興味ある方は是非、お問い合わせください!