こんにちは、小倉センターです。
皆さんの中には「就労移行支援事業所を利用して就職するとしたら、障がいを開示して就職しないといけない」と思っている方はいらっしゃいませんか?
就職するにあたり、障がいを開示するかしないかはご本人の希望によるものなので、卒業生の中には、障がいを開示せずにクローズで就職された方もいらっしゃいます。
「でも・・・企業側の配慮を受けることができないので、就職してもすぐに辞めてしまうのでは?」と思っている方はいらっしゃいませんか?
今回は以前(平成29年8月)のブログで紹介した方のその後についてお話したいと思います。
彼女はクローズで医療事務のお仕事に就きました。
スプライフとしては定期的に電話で状況を確認したり、1ヶ月に1度面談に来所していただき、体調や仕事の状況について話を伺ってきました。
時には職場で困っていることを現利用者のSSTの訓練でテーマとして挙げ、皆からアドバイスをいただき、それを彼女にフィードバックして喜ばれたこともあります。
就職して3~4ヶ月の頃は仕事に慣れず、失敗してトレーナーに怒られ落ち込んでいる様子もありましたが、半年を過ぎる頃からだんだんと仕事にも慣れ、多少の失敗はするものの落ち込むことは少なくなり、目標としていた1年定着を迎えました。
同僚や医療関係のスタッフの方々と協力し、病院スタッフの一員として毎日患者様のために働いているとのことです。
念願だった1人暮らしを始め、仕事と生活の両立を目指し日々頑張っています!
今後は、面談の回数を減らしていき、「スプライフの支援がなくても仕事を続けていくことができること」を目標としています。
スプライフではクローズで就職された方についても可能な限り、一日でも長く仕事が続けられるよう支援させていただきます。
「オープンで就職するか、クローズで就職するか」は、大きな選択だと思います。
もしも悩んでいるようなら、スプライフの職員と一緒に検討していきませんか?
まずはお問い合わせをお待ちしています。
