こんにちは、スプライフ博多センターです。
今回は、就職活動では避けては通れない面接についてお話したいと思います。
私が担当している利用者さんは、訓練を重ね、いよいよ就職活動をする段階に入りました。
スプライフでは、まず応募書類の作成を行い、その後職員と面接練習を行います。
応募書類はバッチリ作成できましたが、この利用者さんの課題は、
・結論から話せない
・説明をしようとしすぎて話が長くなる
・緊張から頭が真っ白になってしまって言いたいことを忘れてしまう
であるため、面接練習では最初はなかなかうまくいかなかったです。
皆さんも、「話そうと思っていることが面接になると緊張してうまく話せない」
そこが悩みどころではないでしょうか？
そこで、ご本人には、予定通り話せなくても、応募書類に書いてある内容から大きく外れなければ自分の言葉でしっかりと伝えることが大事であることをアドバイスしました。
また、『書いてある文章をそのまま話すよりも、一番伝えたい「自分が仕事をする際に行っている心掛け」を忘れずに、その時に出てくる言葉で話していきましょう！』と促しました。
利用者さんと「どんな心掛けをしているか」を話して
①自己判断で動かない、しっかり報告・連絡・相談ができる
②お客様への気配りができる
は必ずアピールしていきましょう！ということになりました。
その結果、練習中、同じ質問でも、一度も同じ言葉での受け答えはありませんでした。
それは、ご本人が練習のたびに、職員との振り返りで指摘を受け止め、自分なりにより良い言い方を考えた結果でした。
そして迎えた面接当日。
練習は１対１でしたが、面接当日の面接官はなんと３人！！
それでも、物おじせず、今までで一番元気の良い受け答えが出来ていました。
今までの練習の成果が実った瞬間でした。
面接の2日後、見事内定のご連絡を頂きました！！
連絡が来た日のご本人の笑顔はとても柔らかく、嬉しそうな様子でした。
今回の取り組みを活かして、他の利用者さんも、「就職決定」となった際にとびきりの笑顔が見られるよう、支援をしていきたいと思います！
