こんにちは、スプライフ久留米センターです。
以前のブログ記事(2017年7月27日)で“『自己分析』という訓練”についてお伝えさせていただきました。
今回は自己分析の結果、自身の長所・短所を把握しながら、コミュニケーションの課題に取り組まれている方のお話しをさせていただきます。
コミュニケーションが苦手であるTさん。
T さんの長所は『積極的に意見を言うところ』、短所は『ついつい口を出してしまうところ』。
何となく繋がっているような感じもしますね。短所を意識しすぎると長所にも影響してしまいそう…
そこで、長所は最大限に活かしながら、円滑にコミュニケーションを図っていく方法について、Tさんとお話しをしました。
お話しした結果・・・「自分の意見は伝える。でも相手の意見を先に聞くこと。」を心がけることにしました。
聴き手に回ることで、一方的な会話にならないように気をつけられています。
「今までは人の話を最後まで聞くことが出来なかった。自分の意見をこらえるのが大変だった。」
と話されていましたが、1ヶ月経った現在は、
「相手の言葉を待つと、相手が何を伝えたいのかが分かってきた。自分も考えを整理しながらゆっくり話ができているような気がする。」
と話されていました。
やってみることで、新しい発見があったり、上手くできたら「自分できるじゃん!!」という自信に繋がります。
やってみないで自分の可能性を潰してしまうのって悲しいですよね。
”自身の課題に日頃から意識して取り組んでみる”
”実践したことを訓練や職員との面談の中でさらに振り返っていく”
これらを繰り返していくことで、自分を見つめ、自分を分析し、自分を知ることに繋がっていくのではないかと思います。
Tさんの新たな自分発見、今後も楽しみです!!
