気づけばもう2月末・・・少しずつ春が近づいているようですが、みなさま如何お過ごしでしょうか。
こんにちは。西新センターです。
先日、西新センターで職場定着支援をしている方で、就労開始から2年経過した方が出ました!
2年の節目を無事迎えることができて、センター職員一同、大変嬉しく思っております。
本日はその方のご紹介を致します。
40代男性、うつ病をお持ちの方です。
前職では、10年以上の長きにわたり営業のお仕事をされていましたが、業務の負担、職場での人間関係が原因で発症されました。
「これまでとは違う職種で挑戦したい!」と強い希望があり、今回は事務職での就労を選ばれました。
この方は障がい者枠で雇用されることが初めての経験であったため、就労開始直後の不安が強く、しばらくは数週間おきに職場訪問をして支援にあたらせてもらいました。
本人の努力の甲斐もあり、就職から3か月が経った頃から次第に環境にも慣れていかれました。
その後、しばらくは安定してお仕事を続けられていましたが、次第に業務の負担が増え、プライベートでの出来事も重なり、症状が度々表れるようになりました。
その際は、まず本人様から業務内容の詳細を確認したり、職場を訪問して担当の方からお話を伺ったりしました。
本人様へは業務への対応方法を助言したり、担当の方は業務指示の出し方を工夫してもらえるように依頼したり、負担が少しでも軽くなるように支援をさせていただきました。
また、受診の際には同行させていただき、本人様と一緒に詳しい症状を説明し、支援に関する助言をいただきました。
2年を経過するまで様々な出来事がありましたが、先日無事にその日を迎えることができました!
年単位でお仕事を続けていくことはそんなに簡単なことではありませんが、私たちも支援員として、障がいをお持ちの方が少しでも長くお仕事を続けられるように支援を続けて参ります。
