こんにちは、小倉センターです。
前回、「私が担当させていただいた40代女性の利用者さんの就職が決まった」というお話をさせていただきました。
今回は、その方のその後の様子をお伝えしたいと思います。
さて、彼女が就いた未経験のお仕事とは、医療事務でした。
医療事務とは、患者様の応対や医療費の請求などを行うお仕事です。
スプライフの通所と並行しながら、ご自身で医療事務の勉強をされて、資格を取得されました。
就職後の話を伺うと、患者様受付カウンターでの業務を行っており、「初めてのことばかりで覚える事が多く、1日があっと言う間に終わります。いつか慣れる日があるんだろうか?」とおっしゃっていましたが、大変ながらも充実した毎日を送っているように感じました。
今回、彼女は障害を開示しない(クローズ)就職の為、スプライフとしては企業に出向いて職場内での表立った定着支援はできませんが、定期的にご本人に連絡を入れ、就職後の状況や体調確認を行っていくことで、少しでも仕事の不安や悩みを軽減し、長く勤めていただけるよう後方支援を行っています。
障害を開示して(オープン)就職を希望される方以外にも、障害を開示しないで(クローズ)就職を希望される方もいらっしゃいます。
スプライフを利用しているからと言って、必ずしもオープンで就職を目指さないといけないと言うわけではありません。
スプライフでは、利用者さんの希望に添った就職支援を行っています。
彼女の後方支援はまだまだ始まったばかりですが、頑張っている彼女を応援しつつ、自分も励まされながら今後も見守っていきたいと思っています。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
