就職した方の声


- 企業名
- 社会福祉法人共生の里
- 創立
- 2003年7月1日
- 従業員数
- 141名(グループ全体)
障害を持った方や生活困窮者のための施設やサービスを、京築エリアや北九州・下関エリアを中心に約20ヶ所で提供しています。もともとは平成15年にNPO法人として始まり、平成24年に社会福祉法人となりました。
- 施設内業務
- 食事の配膳や施設内の清掃などの日常作業
- 生活支援
- ご入居者の方々とのコミュニケーションや生活のお世話
- 事務作業
- パソコンでのデータ入力や書類の整理など
一番の思い出は夏祭り!
同じような障害を持つ友人と出会えた
就職活動をしたいけれど、病状が安定せず不安に苛まれていた時、主治医が紹介してくれたのが、スプライフでした。本当に費用はかからないのか?どんな所で何をするのか?他にはどのような人がいるのか…正直、最初は猜疑心でいっぱいでした(笑)。
スプライフは職業訓練の場であり、学校とは違いますが、まずは毎日通うことで生活のリズムや体力を少しずつ取り戻すことからスタートしました。不思議なもので、週5日の通所を長期的に達成するだけでも、思考が少し健康的になり、自信につながります。また、同じような障害を持っている人たちと広く出会えたことも、貴重な経験でした。年齢や障害を問わずにチームで楽しんだ夏祭りは、今でも大切な思い出です。

スプライフでは、毎日様々なメニューの訓練がありましたが、私がもっとも好きだったのは、グループワークやロールプレイを通じて人との関わり方を学べるソーシャル・スキル・トレーニング(SST)。今の仕事にも役立っていると思います。ビジネスマナーやPCスキルなどの講習も受けることができましたし、履歴書の書き方や面接の練習など、職員の方は就職活動も丁寧にサポートしてくれました。
同じような障害を持った仲間や、親身な職員たち…たくさんの出会いが、私の気持ちを少しずつ明るく、前向きにしてくれました。そして、みんなに励まされながら地道に就職活動を続けた結果、「一生ここで働きたい」と思える職場に、出会うことができました!

社会に貢献している、そして大きな歯車の一つだと
自信が持てるように
私は今、障害者のためのグループホームで、生活支援員として働いています。ご入居者はスプライフの利用者と似たような障害を持った方ばかり。同じ立場だからこそわかることもありますし、常にご入居者に寄り添った対応を心がけています。スタッフも当然、障害に理解があり、私もスムーズに輪の中に入れました。平均年齢は私よりかなり若く、同僚は女性ばかりですが、今ではまったく違和感を感じません。楽しく明るい職場で、レクリエーションの企画をする時など、いつも大いに盛り上がります。上司にも同僚にも、感謝の気持ちでいっぱいです!
スプライフに通う前は、自分は社会の歯車からはみ出してしまった、誰にも必要とされない存在なんだと思っていました。でも今は違います。私もちゃんと社会に貢献している、大事な歯車の一つなんだと、自信を持って言えます。

遠回りしても、つまずいてもいい
目的はいつか必ず見つかるから
今、就職活動がうまくいかず悩んでいる方には、決して焦らず自分のペースで進んでほしいと思います。実は私も以前、焦ってしまってやみくもに面接を受け続け、不採用通知を何度も受け取り、逆に落ち込んだことがありました。もどかしい気持ちは誰にでもあるものですが、ひとまずスプライフの職員の意見に耳を傾けて、熟考するくらいのゆとりはあった方がいいと思います。
少しくらい遠回りしてもいいじゃないですか。きっとずっと、今まで頑張ってきたのですから。ゆっくりだとしても、諦めない限り着実に前進しているはずです。目的を持って通所していれば、必ずいつか明るい未来がやってきます。大丈夫ですよ!

社会福祉法人共生の里
受入れ企業インタビューはこちら