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こんにちは、スプライフ博多センターです。
段々暑さが厳しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
スプライフ博多センターでは、2018年10月から就労定着支援のサービスを開始しました。
訓練から就職まで約2年、定着支援が最大3年半、最長で5年半スプライフが就労の支援を行っています。
今回は就労定着支援からの卒業と自立に目を向けて、利用者の皆さんの支援終了前後のお話をしたいと思います。
【もくじ】
1.就労定着支援サービスの利用と訓練中からの準備
就労定着支援サービスが始まるのは就労されて半年後、ようやく会社の雰囲気や仕事の流れが分かってきたころです。利用者さんによっては、疲労を遅れて感じ始めたり、仕事の量や難易度を上げる話が出てきたりと、変化を感じるころにもなります。
就労を長く続けるためには、会社の雰囲気や仕事の流れ、多少の変化を受け止めることが大事です。他には、連続欠勤をしない様に体調を整える生活習慣作り、日々の報告・連絡・相談をしっかり行うことが重要です。
そのため、訓練で通所予定を立てて、予定通り通所できるか実践してみます。もし体調不良で通所が難しい場合は医療とも相談しながら、体調の整え方や無理のない通所ペースの検討を行います。他にも、訓練での報告・連絡・相談の練習や段階的に難易度変更を通して、就労練習を行ってまいります。
では、就労定着支援ではどんな相談を受けるのかというと、
「仕事は嫌じゃないが、朝の通勤電車での人が多くて、出勤で疲れてしまう」
「業務の作業手順がわからなくなって困っている。まず、どうすればよいかわからない」
こんなお悩みを解決するお手伝いをするのが就労定着支援員の役割です。
お悩みから、「利用者さんがする努力」と「企業へ配慮をお願いすること」を考え、利用者さんと企業に改善策の提案やお願いをします。それぞれが改善のために動くことができたか、できなかったら別の方法を考え直すなどを繰り返していきます。
2.就労定着支援サービスからの卒業にむけて
就労定着支援は「利用者さんがする努力」と「企業へ配慮をお願いすること」を利用者さん、企業、支援者で話し合い、改善を繰り返して行くのが基本の支援とお話ししました。
これらの支援を続けた結果、以下の3点の目標達成が見えてきた時が、定着支援からの卒業の目安になるのではと考えています。
①主に体調が安定しており、崩れても体調を整え直すことができる
②就労に関する相談を上司や同僚に相談して、企業の中だけで解決ができる
③本人の今後の課題が支援者抜きでも解決できる見込みがある
これらの目標に向けて、日々面談や企業訪問を行っています。それぞれ目標の達成度が異なっているため、卒業のタイミングは1年目~3年目とバラバラです。ただ、3年目まで利用になった方全員、就労が不安定というわけではありません。月に1回現状と課題を振り返る習慣があることで安心して働き続けられる、という方が多いです。
3.職場ひとりの社会人として
1年目、2年目、3年目、どのタイミングでスプライフの支援を卒業するのが良いのか、本当に千差万別です。
これから長くて数十年働くことになります。スプライフの支援を受けることで、目標を達成しつづけることができれば、働き続けることができるはずです。
長く働き続ける為に、今からその一歩を踏み出してみませんか?見学やご利用のご相談をお待ちしています。
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