スプライフBlog
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こんにちは!スプライフ小倉センターです。
季節は入梅のころとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回はチャレンジ雇用について、事例も交えながらご紹介したいと思います。
【もくじ】
1.チャレンジ雇用とは
チャレンジ雇用とは、官公庁や自治体で障がい者枠の雇用を進めるための制度です。
そこで、知的障がい等の方で、就職した経験がほとんどない人でも一般企業での就職先が広がることを目指して雇用期間を設けて、官公庁や自治体の行政機関で働けるようにした制度がチャレンジ雇用です。非常勤職員として働いた経験をもとに、一般企業への就職を目指していきます。
2.チャレンジ雇用の雇用期間
チャレンジ雇用は、雇用先の状況にもより多少違いはありますが、一般的には1年程の期間の契約で、1~3年雇用されることになります。
チャレンジ雇用は、非常勤職員として働いた経験を通して、働くことに対する自信をつけてもらい、一般企業で働くための準備やスキルアップ期間と捉えられています。
そのため短い期間でスキルアップして、一般企業に採用が決まれば、チャレンジ雇用を1年で修了する方もいますし、2~3年働く人もいます。
3.チャレンジ雇用の対象者
チャレンジ雇用の目的は、今まで就職経験がない人にも一般企業で働く機会を作ることが含まれています。ですので、勤務先の募集にもよりますが、基本的には働いた経験がない、または就労経験が少ない知的障がい者や精神障がい者を対象としていることが多いです。
4.チャレンジ雇用での一般的な仕事内容
ここでは、実際にスプライフを利用して、チャレンジ雇用として就職された方を紹介したいと思います。
・30代男性、精神障がい
・就労経験なし(学生時代にアルバイトのみ)
この方は、実技試験と面接、その後に職場体験実習を行い、採用していただきました。
仕事内容としては、事務補助的な業務を行っていました。
例)資料の印刷、ホッチキス止め、紙折り、封入作業、ゴム印押し、テプラ作業、ゴミ回収、シュレッダー、清掃、その他 周りの所員からの依頼業務
官公庁側に、曜日ごとにスケジュール表を作成していただき、この時間はどの作業をするのか分かりやすくしていただいていました。
官公庁側が先の見通しを立ててくれているため、不安も軽減されスムーズに業務に取り組むことができました。
慣れてくれば、身体が覚えているようでスケジュール表を見なくても業務が行えるようになります。
指導してくださる方も付いていただけるため、スプライフで訓練したことを活かしつつ、訓練では身につけることができない社会経験と自信が身につけられると思います。
また、定着支援も協力的にしていただいたので、利用者の方も安心して仕事を行えます。
5.まとめ
今回は、チャレンジ雇用について話をしましたが、いかがだったでしょうか?
就労経験がなく不安な方もたくさんいると思います。
こういった求人がいつもある訳ではありませんが、官公庁や自治体からスプライフに声をかけてくださることもあるため、応募のチャンスはあるかもしません!
このブログを読んで、気になった方や話を聞いてみたい方がいらっしゃいましたら、一度、見学や相談に来てみませんか?
お問い合わせください!職員一同、お待ちしています。
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