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こんにちは、久留米センターです。
さて、今日は私が担当しているAさんが見事就職されたというお話しです。
皆さんは「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」をご存知でしょうか?
場面緘黙症の方は、言葉を理解することや話す能力はあるものの、特定の場面や状況で話すことができなくなってしまうという特性があります。
そんな場面緘黙症のAさんが就職するには、紆余曲折、いろいろありながら、Aさんの頑張りがたくさんあったので、私とAさんの出会いから、Aさんの努力、そして就職までの話を書きます。
Aさんが通所開始のころは、不安が強く挨拶をすることもできず、訓練で分からないところがあっても全く質問できず、職員も含めとにかく周囲の方と関わらないよう、うつむいて過ごすAさんの姿が印象的でした。
そんなAさんが変わったのが、朝礼の司会に挑戦してからです。
最初は、耳を澄ましてやっと聞こえる程の声量でしたが、回数を重ねていくごとに、決して大きな声ではないですが、訓練室の端の方まで聞こえる程の声が出るようになりました。
Aさんの努力を見て、私たちも、「Aさんの誰にも負けないアピールポイントを沢山見つけよう!伸ばそう!」「そのためにまずはいろんなことにチャレンジしてもらって、その後に一緒にしっかり振り返っていこう!」と方向転換をしました。
いろいろな訓練に取り組んでいく中で、Aさんは、「誰にも負けない作業の正確さ」、「チャレンジ精神」と「真面目さ」を持っていることが分かりました。
Aさんの就職希望時期が近づき、職場体験実習を行い、その後Aさんに合いそうな企業に応募することになりました。
私も面接に同行しましたが、やはり最初は緊張が強く声が出せないAさん。
しかし、企業の方も真剣にご対応いただき、Aさんも最後まで諦めず一生懸命受け答えをしました。
そんなAさんの一生懸命さと真面目さが評価され、めでたく採用が決まりました!
まだまだ話したいことがたくさんありますが、Aさんは持ち前の真面目さと正確さ、チャレンジ精神が評価されて順調に仕事を進めています。
引き続き定着支援に入っていますので、この続きはまた私がブログ担当の時にお話しさせてください。
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