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こんにちは、黒崎センターです。
連休明け、そろそろ疲れが出てくるころかもしれませんが、いかがお過ごしでしょうか?
新年号「令和」となり、黒崎センターでも気持ち新たにそれぞれの目標に向かって日々訓練に取り組まれています。
今日は、介護職を希望されているTさんの就職活動の様子についてご紹介させていただきます。
Tさんはこれまで一般就労の経験がありません。
前向きで何事にも一生懸命に取り組むことができるかたで、統合失調症との診断を受けています。
相手から複数の内容で話しをされた時に重ねて内容を覚えることや、状況に合ったコミュニケーションをすること、また周りの状況把握が苦手な面があります。
また障がいの特性上、新しいことに一歩踏み出す時に緊張感やプレッシャーを感じて調子を崩すことがあります。
先日、昨年の秋に参加した福祉のしごと合同就職面談会でご縁があった高齢者施設のデイサービスへ実習に行くことが決定しました。
実習の事前準備をしているときに「現場スタッフの皆さんに自分の障がいのことや調子を崩すときの対処方法を知っておいてもらいたいんですよね」とTさんから話があったため、企業にTさんのことを知っておいてもらうための書類の作成と新しいことに一歩踏み出す時に調子を崩さないよう、実習先のルート確認や実習中に行うことを実習先に事前確認をしてそれを訓練に取り入れて練習をすることにしました。
また苦手な事や課題に対してできることを一緒に考えた結果、毎朝担当職員への声掛け練習をすることと周りの状況を確認して次の行動に移すことも意識してやってみることにしました。
その結果、調子を崩すことなく予定通り5日間の実習を終えることができました。
実習が始まって1~2日目は緊張感の為、表情も硬く覚えることに一生懸命で自発的な会話もなかったのですが、その後担当職員が実習先に訪問した際「お疲れ様です。少しは慣れましたか?」と声をかけた時『少し慣れましたよ。リハビリをしている利用者様へ自分から駆け寄って「リハビリ頑張っていますね。応援していますよ。」と声掛けをしています』と訓練中とはまた違った表情で嬉しそうに言っていたのが印象的でした。
実習後にTさんと振り返りをした時、
「実習を経験して介護職は体力が必要だと思いました。それ以上にやりがいを感じました!またこれからの課題も見えてきました。」と言われていました。
このブログをご覧の皆様の中に、「就職したい!でも、ひとりで就職活動をすることに不安があるから就職準備を一緒にしてもらえたら・・・。」と思っていても、なかなかはじめの一歩を踏み出せずに悩まれている方はいらっしゃいませんか?
スプライフではひとりひとりに合わせた個別の支援を行っています。
私達と一緒にその「一歩」を踏み出してみませんか?
何か知りたいことや聞きたいことなど、ございましたらお気軽にお問合せくださいね。
ご連絡をお待ちしています(^^♪
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